ペブルビーチVならずも…岩田寛は今季ベストで“大収穫”
アイアンで別格なのはマキロイとタイガーで、あとは同じようなレベルであるとか、みんなアプローチがうまいという情報があったため、米ツアープロのパワープレーにも慌てなかった。それにプレースタイルも米ツアーに合っている。日本ツアーにいる時から、ピンが立っている狭いスペースを狙うのが好きだった。
「米ツアーではチャンスが膨らむ攻め方であり、今大会の好成績でどんどん上位にからんでくるでしょう」(前出の関係者)
松山、岩田と毎週のように日本人プロが海外で活躍すれば、低迷する日本の男子ゴルフ界にとって明るい材料になるはずだ。
8位発進のテイラーが逆転で11年ぶり3勝目を挙げた。
▽岩田寛のコメント
「(4位は)悔しいというか、情けなくなる。自分のゴルフの下手さにあきれてしまう。上がり3ホールは攻めようと思ったけれど、アイアンショットがひどかったので、しのぐゴルフしかできなかった。それでも最後まで集中力が切れることなく、落ち着いてプレーできた。この試合の結果を今後に生かしていきたい」