米ツアー2勝目の松山英樹に相手を追い詰める“怖さ”備わる

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【フェニックスOP】

 松山英樹(23)が2年ぶりの勝利で、米ツアー2勝目を挙げた。

 最終日は最終組でともに67で回った松山とR・ファウラー(27)の2人が通算14アンダーで並び、プレーオフに突入した。

 米ツアー通算3勝、世界ランク4位のファウラーのほうが実力は上であり、2週前の欧州ツアー、アブダビHSBC選手権で勝っており勢いがある。

 18番で行われたプレーオフ1ホール目は2人ともパー。同じ18番での2ホール目はともにバーディーで決着がつかない。

 3ホール目の10番パー4でもパーとお互いに譲らない。

 4ホール目の17番で試合が動いた。ファウラーがティーショットを左に曲げて池のトラブル。3打目も寄らずにパーパットを逃し、パーセーブの松山が勝利を手にした。

 この日の松山はしぶといゴルフが光った。ファウラーとともに3打差2位発進。前半は出だし1番で4・5メートルを沈めて通算11アンダー。アウトのバーディーはこの1つだけ。

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