松山は5差7位 オーガスタ攻略の課題は“弱気パット”克服
■「パットの不安がそのまま出た」
とはいっても、どんな名選手でもひとりでスイングやパッティングのチェックはできない。連覇を狙って2位に終わったスピースにも、キャメロン・マコーミックというコーチがついている。
「松山には専属コーチがいない。ひとりの教えに縛られるのが嫌なら、例えばパットがうまい選手のところにいき、頭を下げて教えてもらえばいいのです。ゴルフのやりとりをするのに難しい英語なんて必要ない。『メジャータイトルは夢ではなく目標』というなら、もっと謙虚になって、勝つことには貪欲になるべきです。それにしても松山は、あれだけの体をしているし、ショットも悪くない。早急に弱気なパットを改善して欲しいですね」(前出の菅野氏)
▽松山英樹のコメント
「最終組の1つ前で緊張感はさほど感じることなくプレーできた。ただ抱えていたショットの不安やパットの不安がそのまま出てしまった。12番からの4ホールで1つしかバーディーが取れなかったのが痛かった。(メジャー勝利は)近いようで遠いような感じ。しっかり練習して、課題を克服したらチャンスはある」