勝機は打線分断 セ007が見つけた今季巨人の“致命的弱点”

公開日: 更新日:

「今年の巨人は試合時間が長い。連日3時間半を超えるような試合をやっている。連覇していたころはもっと短かった。あと一本(の適時打)が出ない。後ろの投手がバタバタする。試合が長くなるのは決め手がないということなんです」

 セ・リーグの某スコアラーがこう言った。前日は延長十二回を戦って4時間4分。今季は15試合中、4時間超えがすでに4試合もある。11日の中日戦は延長戦でもないのに3時間38分。確かに長い。

 試合は二回にギャレットが21打席ぶりに安打を放つと、1点を追う六回2死二塁から中前適時打でチームに25イニングぶりの得点をもたらした。1点を追う七回2死一、三塁からは立岡の適時打で同点。坂本の2点二塁打で逆転勝ちした。

 これでセとの対戦は一回りが終了。高橋由伸監督(41)は「一回りした感想? 特にないですね。まずは自分のチームの形をつくるというか、選手が試合に慣れていくことが一番大事だと思う」と素っ気なかったが、9勝5敗1分けで首位だから、まずまずのスタートだろう。が、前出のスコアラーは「分かったことがある」と、こう続けるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い