連勝に貢献も 巨人FAコンビ片岡&村田いまだ“崖っぷち”

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 巨人がFAコンビの活躍で首位をキープした。

 17日の広島戦で、三回に片岡治大(33)が左越え本塁打を放って先制。その後、菊池のソロで同点にされたものの、八回1死三塁から村田修一(35)が中前適時打を放って試合を決めた。

 試合後は揃ってお立ち台で笑顔を見せていたが、この2人、かなり厳しい立場にいることに変わりがない。

 西武からFA入団3年目の片岡は、今季加入したクルーズに二塁のポジションを奪われ、開幕からベンチを温めていた。坂本の故障により、二塁のクルーズが遊撃へ回ったことで得た出番だった。

 昨オフの契約更改の席で「巨人に来て2年、ほとんど仕事もしていないし、本当に悔しい。巨人に何しに来たのかという感じ」と漏らしていた片岡の14年の打率は.252、15年は.244。球団は昨オフに同じ二塁手のクルーズをロッテから獲得した。

 FA選手のポジションを2年後に再び補強するのは異例。片岡に対する信頼度が分かるが、来年はさらなる試練が待ち受けているかもしれない。

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