もうムチャ振り不要 ハム大谷9号弾は「理想のスイング」

公開日: 更新日:

 改めてそのパワーを見せつけたのが31日の大谷翔平(21=日本ハム)だ。

 ヤクルト戦に「5番DH」でスタメン出場。七回、デイビーズの初球をライナーで左翼スタンドに放り込んだ。9号ソロ。日本ハムOBによれば「手元まで引き付けたボールに対して、バットが最短距離ですっと出た。そうやってコンパクトに振り抜けるのが大谷の理想的な打撃」らしい。

 だとすれば八回の左前へのポテンヒットは「理想的な打撃」とはかけ離れていた。スイング後に体がよろけて、倒れそうになったくらい。最近の大谷はとにかく、ムチャ振りが目立つ。

 今季はオフの筋力トレでパワーアップ。もともとあった長打力に磨きがかかった。今季の9本塁打中6本は左翼方向へのもの。振り回さなくても楽々逆方向に放り込むだけの力がいまの大谷にはある。遠くへ飛ばそうと力んで振り回す必要なんてないのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”