ハム大谷が本音を吐露 「ホームランより勝ち星が欲しい」
今月18日に取材で福岡のヤフオクドームへ行ったときのことです。日本ハムの打撃練習が始まると、4番の中田翔(27)から「見てくださいよ、これ。ほんま、ハンパないですよ」と声をかけられました。ちょうどケージの中で二刀流・大谷翔平(21)のバッティングが始まったところです。
それを見ながら、
「ヘッドスピードがハンパない」
「ね、エグイっしょ?」
「スイング速すぎ!」
「シャレにならんわ、ホンマにもう」
と、侍ジャパンの主砲でもある中田が次々に感嘆の声を上げる中、大谷が面白いように打球をスタンドに放り込みます。どれも、とんでもない飛距離です。途中、踏み込んだ右足に思い切り体重を乗せ、軸足の左足を浮かせて打ち始めました。つまり、インパクトの瞬間は右足1本になって打ち返すのですが、
「これでも、(スタンドまで)いっちゃうんですよ。ほら、ね? ハンパないっス。翔平が日本人で一番飛ばしますよ。打撃練習だけでお金が取れますね」