小笠原がオコエが…高卒外れ1位の躍動に他球団ほぞをかむ

公開日: 更新日:

 小笠原は昨夏の甲子園優勝投手であり、オコエは驚異的な脚力で夏のベスト4進出に貢献。ともにドラフト1位候補といわれたが、同じ高校生のソフトバンク高橋純平(県岐阜商)が4球団、ロッテの平沢大河(仙台育英)が2球団の競合となった一方、2人は外れ1位で指名された。

「小笠原は肘に遊離軟骨を抱え、オコエは打撃を不安視する声があった。育成に時間がかかるという判断に加え、大学、社会人の即戦力が欲しい球団も多かったことが外れ1位だった要因」と、在京球団のスカウトは言うのだが、今のところルーキーで目立った活躍をしているのは、DeNAの今永(駒大)と楽天の茂木(早大)くらいである。

 大学、社会人出身の1位選手が壁にブチ当たる中で、少なくとも開幕からわずか2カ月で、一軍で才能の片鱗を見せた高卒の外れ1位ルーキー。しかもある程度完成されている即戦力と違って、まだまだ伸びしろがある。指名を見送った大半の球団は今ごろ、ほぞをかんでいることだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末