リオ意識しミス…渡邉彩香が最終18番で無念の池ポチャ
1打目は3Wでフェアウエーキープすると、2打目に迷いが生じた。2オンを狙うか、手堅く刻んで3オンでいくか。いったんはフェアウエーウッドを持ったが、アイアンを選択。レイアップは残り60ヤードにつけるが、ここでも迷いの表情を見せた。気持ちの整理がつかないまま打った第3打は、グリーン手前の傾斜から無情にも手前の池へ転がり落ちた。5打目もピン上3メートルと寄らず入らずの痛恨のダブルボギー。3バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの通算4オーバー38位だった。
「終わりました。(リオ五輪出場の)状況もわかっていたので、特に後半はつらいラウンドになってしまった。最後のホールでリオを意識してしまった。一打一打に集中できなかった。パーだったとしても、ちょっとの差で(順位が)上にいったり、下にいったりするから、バーディーが欲しかった。いままでにない緊張だったのでうまくいかなかった」(渡邉)
最新世界ランクは野村が22位で変わらず、大山が43位、渡邉が45位。リオ代表は野村と大山に決定した。