達川ヘッドコーチ有力 SB工藤監督と6年越しのタッグ実現
工藤監督がソフトバンクを率いることになって以来2年間、ヘッドコーチは空位だった。これは指揮官の希望で、投打ともに自分が目を光らせる体制にこだわった。就任1年目は圧倒的な戦力に支えられて日本一になったものの、2年目の今季はリーグ2位。特に頻発した攻撃面での采配ミスが今年も改善されず、選手との溝が深まったともっぱらである。
経験豊富な達川氏は不在だったパイプ役には適任だろう。同時に、自ら望んだ人材を招聘する工藤監督は言い訳ができなくなった。来季が3年契約の3年目。結果が出なければ、進退問題に直結する。