大きかった李大浩の穴 工藤SB“つなぎ4番”内川を生かせず

公開日: 更新日:

 中でもバレンタイン監督が重視していたのが二塁打。データ分析の結果、得点ケースの起点になっていると結論づけ、選手にも「ホームランはいらないから、左中間や右中間を抜くような強いライナー性の打球を打て」と指導した。05年の二塁打はリーグトップ。バレンタイン監督が09年に退任するまで、常にロッテの二塁打数はリーグ上位だった。

「そうしたベンチワークが工藤監督にできたとは思えない。自分でサインを出していましたが、不手際も少なくなかったそうですからね。いくら細かいデータがあっても、工藤監督がそれを生かせたのか。せめて、ヘッドコーチがいれば多少はマシだったと思いますが」(前出のOB)

 ソフトバンクは達川光男前中日チーフバッテリーコーチのヘッドコーチ就任が濃厚。さらに新設する戦略部門のポストに、森チーフスコアラーが昇格するといわれている。ベンチワークが改善されるといいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」