マシンを1m手前に 広島の“大谷速球対策”は効果あるのか

公開日: 更新日:

 165キロを投げる投手といえば、世界中を見渡してもカブスのチャップマン(28)くらい。メジャーにいても一、二を争う大谷翔平(22)の剛速球をもってしても、空振りが取れないのはなぜか。

 16日のソフトバンク戦で大谷が投じた165キロは計3球。吉村への1球は空振りを奪ったものの、本多への2球はいずれもファウルにされたのだ。評論家の山崎裕之氏がこう言った。

「速球派の投手を攻略するには、早めにバックスイングを取り、コンパクトに振り抜くこと。シーズン中から何度も対戦しているソフトバンクの打者は速い球に慣れているし、当てるくらいはできるでしょう。ただし、大谷は丁寧に低めに投げようとしているから空振りにならないだけ。本多のファウルはどちらもバットが出やすい高さでしたから。低めに変化球を投げておき、内角高めに速球を投げれば、狙って空振りを取れます」

巨人は結果が伴わず

 球の出どころが見にくい投手は、攻略が困難だといわれる。大谷のオーソドックスな投球フォームは、打者から見てタイミングを取りやすいのではないか。165キロの速球が突然、飛んできたら鬼に金棒ではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い