ダルは辞退濃厚…侍ジャパンに渦巻く“青木待望論”の理由
「国際大会で大事なのは技術とメンタル、そして知恵だ。06年、09年はイチロー、松坂というメジャーリーガーが代表の軸を担った。13年は決勝ラウンドで選手、首脳陣全員が環境の違いに対応できないなど精神的に行き詰まり、準決勝で敗退した。チーム全体を同じ方向に向かせることも重要だ。メジャーリーガーは日本人選手が苦戦しがちなWBC公式球の操り方、投手、野手の対戦データといった生の情報を持っている。『生きる教本』であり、言動にも『説得力』がある」
侍ジャパンはただでさえ、11月のメキシコ、オランダとの強化試合で本番に不安を残している。ベストメンバーではないとはいっても、1試合平均失点は7・25。オランダとの2試合はタイブレークで薄氷の勝利だった。
青木の動向が侍ジャパンの命運を大きく左右するかもしれない。