ダルは辞退濃厚…侍ジャパンに渦巻く“青木待望論”の理由
「今の侍ジャパンには中心になって牽引する選手がいない。日本ハムの大谷はまだ22歳だしね。06年、09年の世界一メンバーかつ、現役メジャーリーガーがいるに越したことはない」
侍ジャパン周辺でこんな声がある。
「スター揃いで多くがメジャー志向を持つ重量級メンバーをまとめるには、メジャー経験はおろか、プロ野球の指導者経験もない小久保監督では正直、荷が重い。ダルビッシュはレンジャーズが派遣しない方向で、ヤンキース田中ら古傷を抱える投手はまず難しい。イチローが代表入りするという話もあるが、小久保監督では操縦できないだろう。最も可能性があるのはアストロズに移籍した青木だ。消耗品である投手と比べて、野手は参加のハードルが低くなる。06、09年世界一メンバーで、ヤクルトの山田ら侍戦士から慕われている彼なら、チームの重しになる」
■侍ジャパンの「生きる教本」に
現役メジャーの青木が参加すれば、異国の地でのプレーはもちろん、国際大会で勝利した経験もメンバーに還元できる。日本代表経験者のOBが言う。