稀勢の里は月給282万円だが…横綱の“実入り”はこんなに

公開日: 更新日:

■優勝祝賀で一晩に5000万円

 もっとも、上記はいずれも表の実入り。給料以上に大きいといわれているのが、タニマチからの“ごっつぁん”だ。相撲評論家の中澤潔氏は「横綱になると、間違いなくタニマチは増える」と、こう話す。

「本来タニマチというのは、その力士が出世するしないにかかわらず応援するものですが……。まあ、横綱ともなると『名前を利用してやろう』という下心を持って、お金をバラまくやからもいますからね。千代の富士が現役時代、優勝祝賀の<ご祝儀>などで5000万円集めたという話もあるそうですが、彼は後援者に対して愛想も良かったので、さもありなんでしょう。親方が窓口となってタニマチを集めてくる例も珍しくない。その代わり、口利き料として親方もいくらか金銭を受け取るというわけです」

 引退後に親方になるための年寄株を譲ってもらうには、一時は平均2億5000万円が必要といわれ、最高は4億5000万円で手にした親方もいたらしい。年寄株の売買はキャッシュが原則。そのために貯金している関取もいるだろうが、タニマチの金庫を頼るにしても、これだけの金を集める力には恐れ入る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”