侍J“4番候補”ベイ筒香に聞くメジャー・ドミニカ・結婚
「そうですね、いろいろ話をさせてもらいました。内容は世間話。ドミニカはどういう野球をするのか教えてくれるし、向こうは日本はどんなところか聞いてきました」
――そもそも、15年オフにドミニカ行きを志願したきっかけは。
「これが一番、というのはないんですけど、『もっともっと野球がうまくなりたい』という思いの中で、(日本が)オフシーズンのときに試合している中で一番レベルが高いのはドミニカだった。現状に甘えたくないというのもありました」
■ドミニカで感じた選手たちのハングリー精神
――実際に行ってみて一番驚いたことは。
「とにかく試合のレベルが高かったですね。契約がまだ決まっていない選手が楽しそうにプレーしているんですけど、実はすごくハングリー精神を秘めながらやっているのを感じた。見たことのない光景だったので、良いものを見られたなと思いました」
――日本の野球とは違った?
「ハングリー精神というか必死さというのはまったく違いましたね。話しているときとか、普段は絶対にそういう雰囲気は見せない。だからこそ強さを感じました。(チームメートには)どういう気持ちでプレーしているのか、というメンタル的な部分を聞けて、少なからず(自分の中で)変化はあったと思います」