複数ポジション準備 広島菊池「絶対二塁というのはない」

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 昨季は主に2番で141試合に出場し、打率.315、13本塁打、56打点。リーグトップの23犠打を記録する一方、181安打で自身初の打撃タイトルとなる最多安打に輝いた菊池涼介(26)。定評のある二塁の守備でも、驚異的な守備範囲の広さで歴代補殺記録の上位3位を独占する525補殺を記録。4年連続ゴールデングラブ賞を受賞した。

 25年ぶりのリーグ優勝に貢献したスーパー二塁手は、侍ジャパンではヤクルトの2年連続トリプルスリー男・山田(24)とポジションを争う。球界を代表する名手に聞いた。

■複数ポジション準備は当たり前

――侍ジャパンでは山田と正二塁手を争う。

「ボクは絶対二塁で、というのはないんです。WBCは侍ジャパン28人全員で力を合わせて戦わないと勝てない。ボクの場合はセカンド、サード、ショート。小久保監督に『行け』と言われたら、どこでも守ります。プロなので『本職じゃないので守れません』では済まないと思うんです。少なくともボクは嫌。全部守れるように準備しています」

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