またゴルフクラブはヒットする、しないの波が大きく、事業としての安定性に欠ける部分もある。
テーラーメイドの売却先がなかなか決まらない中、今年1月にはタイガー・ウッズが買収するのではないかと噂が流れた。ゴルフ界のリーダーとしてゴルフ事業に乗り出すことへの期待も含めてであったが、結局はテーラーメイドとの用具契約だった。売却がこれから先も難航すれば、事業を細分化して売れやすくしたり、売れ筋部門だけ残して不採算部門を切り離すことも考えられる。当然、レイオフなどで事業を縮小していくしかない。
マスターズでのガルシア、ローズの活躍を受けてテーラーメイド人気は高まっているが、売却先はまだ決まっていない。