賞金女王が視野に 鈴木愛は“韓国包囲網”を打破できるか
【ほけんの窓口レディース 最終日】
サイバーエージェントレディスでキム・ハヌルにプレーオフで敗れた鈴木愛(23)が通算7アンダーで優勝。2160万円もの賞金を手にして、今季の獲得賞金は4300万円を超えてマネーランク2位に浮上した。
今季は2年連続賞金女王のイ・ボミが不調で、開幕戦の3位タイが最高成績。今大会は2度目の予選落ちで同ランクは21位。昨年は約1億2500万円を稼いでランク5位だった鈴木には、4年ぶりとなる日本人女王の期待がかかる。
だが、賞金レースのトップ5を見ると、鈴木以外はトップのキム・ハヌル(5956万円)から、3位イ・ミニョン(3918万円)、4位アン・ソンジュ(3692万円)、5位全美貞(3401万円)まですべて韓国人選手だ。
今季、年間5勝を目標に掲げている鈴木は、賞金女王のタイトルを狙っている。
「今年はLPGA創立50周年。やっぱり日本人選手がナンバーワンにならなければいけない」と言ったが、実力者揃いの「韓国包囲網」から抜け出すのは簡単ではない。