下半身の不安拭えず 日ハム大谷は今季「野手専念」濃厚か

公開日: 更新日:

「いろいろなパターンがあるよね」

 日本ハムの栗山監督が、左太もも肉離れで離脱中の大谷翔平(22)に関してこう言っている。野手だけでなく、投手として復帰する可能性もあるということだ。

 18日には60メートルほどの遠投も行ったが、「投手としての復帰はあり得ませんよ」と、さる日本ハムOBがこう言った。

「大谷はキャンプから現在に至るまで、本格的な投球練習を一度もやっていません。栗山監督は開幕直後、大谷がブルペンで160キロ近い球を投げていると言ったが、実際は傾斜の付いた場所で捕手を立たせて投げただけだと聞いています。スピードもそこまで出るはずがありません。投手は野手と比べて、実戦までにやるべきことが多いというのが現場とフロントの共通認識。野手として復帰するのは間違いありません」

 大谷が離脱したのは4月8日。今週末で当初の復帰予定だった6週間目を迎えるものの、依然として全力疾走できない状態が続いている。野手としての復帰は、早くて6月下旬か7月に入ってからになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」