周囲が口止めか? 稀勢の里「ケガはすでに完治」の怪情報
9月場所が正念場となりそうだ。
先場所から続いていた左ヒザ痛のため、13日の仙台興行から夏巡業を途中休場となった白鵬(32)。自分の状態を見極めるや、スパッと休むあたりはさすがベテラン横綱だろう。
そこにいくと、対照的なのが10日から夏巡業に復帰した稀勢の里(31)だ。ケガの影響で2場所連続で途中休場し、先場所は左足も痛めた。横綱審議委員会からも9月場所の休場を勧められながらも、横綱としての責任感からなのか、稽古をしたくてたまらないのか、周囲の心配をよそに土俵に上がっている。
だがしかし、ここにきて「稀勢の里のケガはとっくに完治している」という声が聞こえてきた。
力士もよく通う都内病院の関係者は「ケガの影響はないと聞いている」と、こう言う。
「3月場所で左上腕と左胸の筋肉を損傷したが、とっくに治っているそうですよ。左足も表向きは『左足関節靱帯損傷』となっているが、いくら負け越しが許されない横綱といっても『負け越しそうなんで休みます』とは言えない。ケガを大袈裟に発表して途中休場するのは、昔から多くの横綱がよくやってきたことです。稀勢の里はこれまでケガについては具体的なことは明言していないが、これは周囲に口止めされているからのようです。ケガが完治しているなら、成績が振るわないのは実力ということになってしまいますからね」