木製バットで高校最多108号 早実清宮にスカウトの本音は

公開日: 更新日:

「早実の清宮幸太郎も履正社の安田尚憲も、金属から木製バットに変わっても違和感はなかった。自分のポイントできちんととらえた打球は、それなりに飛距離も出ていましたからね」

 こう言うのは在京球団のスカウトだ。

 25日、U18日本代表が千葉工大と練習試合。高校歴代最多を更新する通算108号を放った清宮と、2本塁打の安田に関して「木のバットへの対応は問題ない。ともにドラフト1位クラスの実力の持ち主」と言うのだ。

「ただ、打撃技術は清宮がはるかに上。右前打と本塁打はバットを体の内側から出し、腕をうまくたたんでボールをとらえていた。腕を体に巻き付けるようなスイングを身に付けています。そこへいくと安田はセンバツ時に比べてタイミングの取り方などは良くなっていますが、軸回転で打っていたわけではない。特に外角球に対して、体の軸が崩れてしまうことがあるのです。しっかりとしたスイングを身に付けるまで、少し時間がかかる気がしますけどね」(前出のスカウト)

■相手投手のレベルが低すぎ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い