生き残りに血眼も…本田&岡崎はサウジ戦で見せ場作れず

公開日: 更新日:

 敵地でのサウジアラビア戦はFW本田圭佑、FW岡崎慎司の「31歳組」にとって「まだまだ若いモンなんかには負けへんで!」と存在感を見せつけるための試験だった。

 オーストラリア戦でW杯出場を決めたハリルホジッチ日本代表。攻撃陣はワントップに27歳FW大迫勇也が、右に22歳FW浅野拓磨が、左には29歳FW乾貴士が入り、浅野と21歳MF井手口陽介がゴールゲット。世代交代が進んでいることを印象付けた。

 この日のサウジ戦では岡崎が最前線に張り、右に本田が、左には26歳FW原口元気が入った。注目は“一気に影が薄くなった”本田と岡崎が、どれだけ指揮官にアピールするか? だ。

 結論から言うと「落第生」でしかなかった。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「本田は、ボールを受けてタメを作るなど“らしい”プレーを見せていましたが、効果的な攻撃のシーンを生み出すことはできず、ハリルにアピールするには至りませんでした。岡崎にしてもゴール前に積極果敢に飛び込んだり、何とか持ち味を出そうと奮闘しましたが、やはりアピール不足に終わりました。昨年11月のホームでのサウジ戦で本田、岡崎、香川が先発から外れ、それから代表チーム内での立ち位置が変化。若手や中堅の突き上げを食らうようになりました。W杯出場が決まった後のサウジ戦で本田、岡崎は健在ぶりを強調するチャンスを得ましたが、目立った成果は挙げられませんでした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット