西武・菊池に米スカウトが秋波「大谷よりはるかにいい」

公開日: 更新日:

 それなら、復調途上ながら163キロをマークした大谷は、投手として評価できないのか。

「札幌では明らかに上体に頼ったピッチングだった。おそらく不安のある右足首をかばって投げているのだろう。それでも163キロをマークするポテンシャルの高さは認めても、これから先、投手として成長するかどうかは未知数と言わざるを得ない。球速を150キロ台中盤に抑えても、制球を磨くのがベストだが、現時点では菊池よりはるかに球がバラつく。オフに右足首にメスを入れるのも不安材料だ」

 その大谷は14日のロッテ戦に、打者としては9日以来の出場。1点を追う五回1死から中前打で出塁し、2得点の起点に。登板から2日後の出場にも「問題はない」と言った。

 大谷は米国で「日本のベーブ・ルース」といわれている。要は投打ともに非凡な素質を持っているところが「FA移籍なら総額300億円」というハンパじゃない評価につながっている。

 現時点で投手としての完成度では、花巻東高の先輩である菊池の後塵を拝しているようなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末