巨人ヤングマン獲得で…山口俊に課せられる“便利屋稼業”

公開日: 更新日:

 巨人は16日、前ブルワーズのテイラー・ヤングマン(28)の獲得を発表した。

 198センチの長身から繰り出す大きなカーブが武器。昨季巨人で14勝を挙げ、メジャー復帰を果たしたマイコラスに代わる先発として期待がかかる。

 一軍外国人枠4人のうち、ゲレーロ、マギーの野手2人と、絶対的セットアッパーのマシソンはほぼ決まり。昨季抑えを務めたカミネロが二軍で待機する可能性が出てきた。

 15日のスタッフ会議後、斎藤投手総合コーチは先発ローテ候補として、菅野、田口は当確とし、3番手以降に「畠、今年は山口俊がやってくれるでしょう」と指名。次いでFA加入の野上、移籍2年目の吉川光の名前を挙げた。

 発表前だったヤングマンはこの中に入っていなかったが、マイコラスの代役助っ人という扱い。よほど悪くない限り、開幕ローテに名を連ねることが濃厚だ。

「規定投球回数に到達する(先発)投手を5人つくりたい」と宣言した斎藤コーチは、一方で昨季13勝22敗と負け越した救援陣を問題視。「リリーフの強化が必要」と語気を強めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  3. 3

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  1. 6

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  2. 7

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  3. 8

    なぜ阪神・岡田監督は大炎上しないのか…パワハラ要素含む「昭和流采配」でも意外すぎる支持

  4. 9

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  5. 10

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる