出場は終盤守備のみ…日ハム清宮を一軍に置く本当の理由

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 ある球団OBは「清宮を一軍に帯同させているのはフロントと首脳陣の意向と聞きました」と、こう続ける。

「理由は2つ。まず、モチベーションの問題です。せっかく米国のアリゾナキャンプに帯同させ、本人も一軍での公式戦デビューに向けてやる気になっている。ここで二軍に落とせば、清宮の気持ちに水を差しかねない。もう1つは守備練習に関してです。清宮はいま、現役時代に守備の名手だった金子内野守備走塁コーチから守りの基礎をたたき込まれている。それを継続して、いまのうちに守備の不安を少しでも減らそうという意図でしょう。フロントや一軍の首脳陣にしてみれば、手元に置くことで右手親指も含めた状態も管理しやすいですからね」

 さて、当の清宮は打撃に関して、「スイングの数も強度も増えてきた。いまは8割の力で打っている。焦らずにやっていきたい」と手ごたえを口にしたものの、守備は試合前のシートノックでポロポロやるシーンも。金子コーチのマンツーマン指導は当分、続きそうだ。

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