いら立ち隠さず 中田翔は清宮のフリー打撃をどう見たか?

公開日: 更新日:

 中田は一体、清宮のバッティングをどう見たのか。

 日刊ゲンダイが練習後の本人を直撃すると、顔をしかめながら、

「そんなん、オレに聞くことちゃうやろ。コーチに聞け、コーチに」

 と、いら立ちを隠さない。

「ルーキーのバッティングなんて、ようわからんわ。まあ、(バットの使い方が)柔らかくてええんちゃう?オレに聞くことやないやろ。違うか?」

 と、取り付く島もなかった。

 中田にとって、清宮は嫌でも意識せざるを得ない存在だ。守備位置は同じ一塁。昨季は打率.216、16本塁打、67打点と精彩を欠いたとはいえ、打点王2度で日本代表の4番を打った男が高卒ルーキーの後塵を拝するとは思えないが、なにしろ清宮には若さと将来性とノビシロなどのアドバンテージがある。若手育成を重視するチーム事情を考慮しても、一軍でそこそこやれるメドが立てば清宮に多くのチャンスを与えるとしても不思議ではない。

 中田がいら立ったように見えたのは、そんな背景もあるのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末