異例契約のイチロー 来季プレーイングマネジャーの可能性
マリナーズはスコット・サービス監督が就任した16年以降、2年連続でポストシーズン進出を逃している。今季もレギュラーシーズンで姿を消せば、解任は避けられないとみられる。長らくチームの顔を務め、現チームの主力、若手から慕われているイチローなら、戦力や選手の性格も把握している。新たな監督を外部から招聘するよりもチーム作りはスムーズに運ぶなど、メリットは少なくない。
マリナーズは来年の3月にアスレチックスとの日本開幕戦(東京ドーム)を予定している。ディポトGMはイチローが来季、プレーすることを示唆しているだけに、プレーイングマネジャーとして凱旋する可能性もある。来季の開幕戦はオーダーに自身の名を記入したり、球審に「代打、オレ」を告げることになるかもしれない。