ポーランド編<上>レバンドフスキを止めるのは至難のワザ
「185センチのレバンドフスキを189センチの吉田が担当する。高さ勝負の面でも吉田が妥当です」
――186センチのFWミリクも厄介です。
「彼が入ると4DF―4MF―2FWとなってレバンドフスキが前め、ミリクが後ろめの2トップを形成します。彼らのコンビプレーには警戒が必要です。ミリクは先発なのか、それとも交代出場か、現時点では分かりませんが、ミリクのマークはDFの槙野か昌子、あとボランチのMF山口になるかもしれません。いずれにしても、ミリクのチャンスメークはレバンドフスキ以上です。彼に手を焼いているようだとレバンドフスキをフリーにしてしまうリスクが高まり、決定的なピンチにさらされるでしょう」
(つづく)
(聞き手=六川亨・元サッカーダイジェスト編集長)