ポーランド編<上>レバンドフスキを止めるのは至難のワザ
――レバンドフスキを徹底マークしつつ、サイドからのクロスを封じる必要があります。
「左MFグロシツキは前に前に突破していく力があり、右MFブワシュチコフスキはサイドで攻撃の起点になり、そこから切り崩してきます。セントラルMFのジエリンスキは、ゲームをつくれるアタッカーです」
――西野監督は「レバンドフスキを止めるイメージはできているか?」とメディアから質問されて「1対1で対峙しても難しい。人に対応するというよりも、ボールに対応して守る」と答えていました。
「レバンドフスキを止めるのは至難のワザ。彼にボールが入らないようにする――という狙いなのでしょう。ポーランドの試合展開自体は、シンプルで分かりやすい。日本は前線からプレスをかけるのか、引いてブロックをつくって守るのか、判断の難しいところですが、引き過ぎるとポーランドの武器である<アーリークロスからレバンドフスキのヘッド一発>が飛んでくる。彼をゴールから遠ざけるためにDFラインは、やはり高く設定すべきでしょう」
――レバンドフスキのマーカーは、吉田が担うのでしょうか?