自力V消滅の巨人 トドメを刺された広島・丸を本気で狙う

公開日: 更新日:

 さる球界関係者がこう言う。

「丸は関東の千葉出身。FA権行使となれば、巨人が真っ先に手を挙げるのは間違いない。先日、由伸監督から前半戦の報告を受けた読売の渡辺主筆が『まだ良くない。巨人本来の野球じゃない。もっと強化する。圧倒的に勝つように』と大型補強を示唆した。18日に就任したばかりの山口オーナーは渡辺主筆と一心同体。考えは同じでしょう。外野でレギュラーが決まっているのは陽岱鋼だけ。今季補強したゲレーロはパッとせず二軍。今年34歳になる長野も来年は安泰ではない。現状、外野の層は薄い。丸が取れれば、どうしても勝てない広島を弱体化させられるという考え方もできる。MVP選手のFA移籍なら、日本ハム、巨人1年目で2年連続MVPの小笠原(現中日二軍監督)級の活躍が期待できる。巨人は新オーナーのメンツにかけて、なりふり構わず丸を取りにいく」

 育成が進んでいない金本阪神も獲得に乗り出すことが濃厚。広島と巨人の差が8ゲームとなり、独走態勢となった今、巨人、阪神などの「その他大勢」は、丸のFA権行使に備え、水面下で準備するのが、せめてもの抵抗かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった