ネガティブ発言ばかり…松山英樹に問われる“勝負師”の資質

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【全米プロゴルフ選手権】

 大会2日目の松山英樹(26)は、前半にスコアを1つ伸ばして3アンダーでターン。パーオン逃しの10番を1パットパーで切り抜けた直後にサスペンデッドになった。

 この日は松山がスタートする時に、6アンダー首位発進のG・ウッドランド(34)が通算10アンダーまで伸ばしてホールアウトしていた。優勝圏内に食い込むには8打差をどこまで縮められるか、がテーマだった。

 だが、初日に「アイアンショットは評価に値しない」と反省したように、出だし1番から不安が顔をのぞかせた。

 フェアウエーから残り153ヤードの2打目がピンに絡まずに首をかしげたのだ。好調時の松山ならショートアイアンでベタピンのチャンスだが、アイアンの不安を引きずったままだった。

 6番パー3はアイアンでのティーショットをグリーン左奥へ大きく外してボギー。9番のセカンドショットはピンが立っている上の段まで届かず、傾斜を下ってピンから遠ざかる。3パットボギーと距離感が合わず、アイアンに精彩を欠いた。

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