ネガティブ発言ばかり…松山英樹に問われる“勝負師”の資質

公開日: 更新日:

【全米プロゴルフ選手権】

 大会2日目の松山英樹(26)は、前半にスコアを1つ伸ばして3アンダーでターン。パーオン逃しの10番を1パットパーで切り抜けた直後にサスペンデッドになった。

 この日は松山がスタートする時に、6アンダー首位発進のG・ウッドランド(34)が通算10アンダーまで伸ばしてホールアウトしていた。優勝圏内に食い込むには8打差をどこまで縮められるか、がテーマだった。

 だが、初日に「アイアンショットは評価に値しない」と反省したように、出だし1番から不安が顔をのぞかせた。

 フェアウエーから残り153ヤードの2打目がピンに絡まずに首をかしげたのだ。好調時の松山ならショートアイアンでベタピンのチャンスだが、アイアンの不安を引きずったままだった。

 6番パー3はアイアンでのティーショットをグリーン左奥へ大きく外してボギー。9番のセカンドショットはピンが立っている上の段まで届かず、傾斜を下ってピンから遠ざかる。3パットボギーと距離感が合わず、アイアンに精彩を欠いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド