G由伸監督初の会見拒否から一夜…手負いの岡本と心中決断
先週、山口オーナーが指揮官の来季について言及した。4年連続V逸が決まり、泥沼の借金地獄にあえぐ状況でも、
「岡本、吉川(尚)がかなりの成績を残しているのは、監督やコーチ陣が力を合わせて若手を育てようとしたのも大きかった。十分にチームを整えて監督には腕を振るってもらいたいと私は考えている」
と、岡本らの成長が最大の評価点とした上で、来季の続投を示唆している。つまり、由伸監督と岡本は一蓮托生の関係だ。
「死球の時は骨折したんじゃないかとヒヤヒヤした。本人は『大丈夫』の一点張りだけど、テーピングを巻いている時とか正直指は痛そう。でも、チームはこの8試合で2得点以下が7度もある。今の巨人は岡本が打たないと点が入らない。残り9試合。歯を食いしばってもらうしかありません」(チーム関係者)
指揮官のみならず、チームの命運まで託された22歳。昨季までほとんど二軍生活だったことを考えれば、大出世である。