同志の説得を“圧力”と勘違い 貴乃花はついに支援者ゼロに

公開日: 更新日:

 阿武松親方は日刊ゲンダイの直撃に、「それはとらえ方次第ですから……」と、こう続ける。

「私は魂を懸けて説得しましたから。それをどう受け取るかは……本人に確認してください。でも、私は魂を懸けて説得したんです」

 ある親方が言う。

「阿武松さんは責任感が強い。同じグループの一員だったからこそ、貴乃花を一門に所属させようと必死になっていた。それなのに圧力をかけた張本人のようなとらえ方をされ、ハラワタが煮えくり返っていたはず。グチひとつこぼさないのは阿武松さんらしい」

 阿武松親方がそうであるように、親しかった親方衆ほど、貴乃花親方から離れていく傾向がある。前々回の理事候補選で手を組むなど志を共にした山響親方(元前頭巌雄)も、貴乃花親方に関して「アイツは人の話を何も聞かない。コミュニケーションが取れない」と周囲に話したことがあるという。かつてのシンパの中には「アイツはクソ野郎だ」と吐き捨てた者もいる。

「錣山親方(元関脇寺尾)や立浪親方(元小結旭豊)らは本心から貴乃花親方を慕っていたが、親しくなるにつれ、その頑迷さに嫌気が差して離れていった」

 とは前出の親方だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」