広島“救援左腕”狙い 人的補償に浮上する巨人若手2人の名前

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 先週20日、巨人はFAで炭谷を獲得した人的補償として、西武に内海を取られた。元エースの流出劇に球界は騒然。ネット上には巨人への批判があふれ返っている。

 巨人の上層部はピリピリモード。広島からFAで丸を獲得しているため、広島にも人的補償を求められそうだからである。「28人」のプロテクトリストは、12日までに提出済み。が、広島から返事は届いていない。広島の鈴木球団本部長は「(内海は)対象選手ではなかった」と明かし、結論が年明けになる可能性を示唆している。タイムリミットは来年1月19日。まだ時間は残されている。

■36歳の内海獲得はあえて見送る

 指名されるのは誰か。広島の球団内に情報統制が敷かれる中、2人の名前が浮上した。「左の若い救援投手が指名されるでしょう」とは、広島のさる球団関係者だ。

「広島は、近年ずっといわれてきた左の中継ぎ投手が補強ポイント。今年5月に育成のフランスアが支配下登録され、その後、馬車馬のようにフル回転した。他に勝ち試合を任せられる左投手がいないため、依存度が強まってしまった。36歳の内海獲得はあえて見送っていることから、まだ若くて能力の高い投手が狙い。リストから外れていれば、戸根か中川あたりが指名される可能性が高い」

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