スカウト絶賛の大船渡・佐々木朗希“メジャー強奪”に現実味

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「直球のキレは今プロに入っても3本の指に入る」(巨人・長谷川スカウト部長)、「高校生の規格を超えてしまっている。とにかくエンジンの大きさがすごい」(日本ハム・大渕スカウト部長)といったスカウト評がすでにスポーツマスコミを騒がせているが、春先に160キロ近い速球を投げる高校生右腕には海の向こうのメジャーも垂涎だ。

 さる放送関係者がこう言った。

ドジャースは4人体制で見ていたし、他にフィリーズ、レイズ、オリオールズ、パイレーツ、アスレチックスのスカウトも佐々木に熱視線を送っていた。そのうちフィリーズ、オリオールズ、パイレーツ、アスレチックスは昨年11月、国学院栃木との練習試合で登板した際にもスカウトがチェックしていた。そのときにいた日本のスカウトは巨人と西武の2球団でしたから、メジャーはある意味、日本の球団より熱心かもしれません。アスレチックスにいたっては11月の練習試合以前に米国人スカウトがわざわざ来日、岩手の大船渡高のグラウンドまで練習を見に来たくらい。ヤリ手と評判の大手代理人事務所も、昨年から佐々木の周辺でゴソゴソ動いていると聞きました」

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