スカウト絶賛の大船渡・佐々木朗希“メジャー強奪”に現実味

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 入学から2年で大きな成長曲線を描いた。これから最後の夏に向けて、周囲はさらにヒートアップする。心に秘める夢が一気に膨らむ可能性もあるのだ。

 東北地方の高校野球関係者もこう言う。

菊池雄星大谷翔平も、高校から直接メジャーを目指し、面談も行った。結果的に日本のプロ野球を経た上でメジャー挑戦しましたが、佐々木が日本球界を飛び越えてメジャー挑戦するなら、17年秋に大船渡の監督に就任した国保監督がキーマンになるでしょう。国保監督は佐々木を無理に使うことなく大事に育て、技術的な部分はほとんど触っていない。可能性を大切にする監督です。自身もかつて米独立リーグでプレー経験があり、日本のプロ野球より米国の野球が身近にあった。メジャーに対する理解もある。日本と比べて米国は過酷な環境ですが、メジャーが攻勢をかければ佐々木の米球界挑戦の突破口になる可能性もあります」

 今後の展開次第で、佐々木が進路を「メジャー一本」に絞る可能性もあるというのだ。

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