U-20W杯メキシコ戦は3-0で圧勝 宮代・田川の2トップが3発

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 ポーランドで開催中のU―20W杯でグループリーグB組の日本代表が26日、2戦目の相手メキシコを3―0で下し、この時点で決勝トーナメント進出に大きく近付いた。

 開始早々、スペイン1部ベティスで活躍しているメキシコの背番号10FWライネスに決定機をつくられるが、これをGK若原がビッグセーブでピンチを切り抜けた。前半21分に日本が先制する。

 東京VのMF藤本が浮き球パスを相手DFの背後に送る。走り込んだ川崎FW宮代が、左足でダイレクトシュートを放つと、ボールは右ポストに当たってゴールインだ。

 宮代は後半31分にもゴールを決め、勝ち点3上積みの功労者となった。「実力派チームの川崎でのレギュラー争いにもまれ、日ごとに成長しているのが頼もしい」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「相手ゴール前でボールを受け、GKと至近距離で右足を振り抜いて決めた2点目にしても、FW宮代の持ち味である<ゴール前での沈着冷静さ>が出てました。身長178センチ、体重73キロと強靱なフィジカルに恵まれているわけではないが、前線でボールを収めるプレーもできる。今後の試合でも、決定力の高さを十二分に生かしてほしい」

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