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松崎菊也戯作者

53年3月9日、大分県別府市生まれ。日大芸術学部放送学科卒業後は宇野重吉らが率いる「劇団民藝」に所属。その後はコントグループ「キモサベ社中」「キャラバン」を経て、88年にコントグループ「ニュースペーパー」を結成。リーダー兼脚本家として活躍した。98、99年にはTBSラジオ「松崎菊也のいかがなものか!」でパーソナリティーを務めた。現在も風刺エッセイや一人芝居を中心に活躍中。

タイ野球代表を日本人監督が率いてたことを知っていたか?

公開日: 更新日:

 タイのサッカーナショナルチーム監督に西野朗(64)が就任して、東京でたくさんのメディアを集めて就任会見をやった。推定年俸5000万円。それでもタイとしちゃ高額なんだが、世紀のサッカーW杯で自国をベスト16まで導いた腕を借りたいと、かなり必死こいて払うらしいのサ。

 日本人がサッカーをタイで教えるようになるとはなあ。西野朗監督率いるタイサッカーナショナルチームの前途は光り輝いとるぞ。めでタイ。

 で、本題に入る。

 昨年のアジア大会で、予選でラオス、スリランカに勝って本戦に進んだものの、日本に0―24で敗れ去ったとはいえ、香港、インドネシアを相手に1点差で惜しくも負け、出場10チーム中8位となったタイの野球ナショナルチーム監督、上野正忠(69)。西野より5つも年上だぁ。

 野球だよ野球。東京五輪じゃいちおうやるが、それ以後はカットされる野球だよ。いちおうWBCやらプレミア12やら世界大会があるが、メジャーリーグの日程優先で選手出し渋るもんだで、アジアの日・韓・台湾がお山の大将競ってるという、サッカーの頂点W杯の後塵も後塵、きれいさっぱりチリも残らねえほど普及が遅れとる野球だよ野球!

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