渋野日向子は激動の1年が終了 さらに飛躍するための課題は
ミスにぶつぶつと自分を責めるのですが、「まだまだ下手なので、やることがいっぱいある」と前向きなのも強みです。
それに、「賞金女王って口にしてはいけない」とか「まだまだ力の差を感じた」という謙虚さも力になります。
■アプローチのバリエーションを増やす
終盤の伊藤園レディスは予選落ち。実家に帰ってご両親とじっくり話して初心に戻り、青木コーチとの信頼関係も強い絆で結ばれています。
彼女を取り巻く人間関係がいい。それに、小さいころからゴルフばかりでなく、ソフトボールを経験したのも大きい。団体競技で鍛えられており、精神面のバランスがとれています。
全英女子オープンで42年ぶりに日本人メジャー制覇と、賞金女王争いなど、まさに激動の一年を過ごしたといえます。
彼女は人がいいから、頼まれたらすぐに受けてしまうところがあります。それはマネジメント会社がしっかり対応してくれるでしょう。