スイング中の空気抵抗はフェースとヘッドの大きさが影響
ゴルフクラブもしかりです。インパクトゾーンで空気抵抗に影響を強く及ぼすのはフェースの厚みとヘッドの大きさです。
例えば、フェースの厚みが60ミリと40ミリのドライバーを比較すれば、後者の方が空力特性が良くなります。ヘッドの大きさにしても、今どきの大型ドライバーと3番ウッドを比較すれば、3番ウッドの方が空気抵抗が少なく空力的には有利です。
今どきの大型ドライバーは車に例えるならば大型トラックと同じで、フェースが分厚くて空気が当たる面積が大きいです。30年前のドライバーと比べると、ヘッドが大きくてフェース面も分厚くなっています。こと空気抵抗に関して言えば、30年前よりも今のドライバーの方が軽減しているとは言い難いと思います。