感染者出れば再延長も Jリーグ段階的再開決定に拙速の声

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 Jリーグは25日、臨時理事会を開いてJ全クラブの代表者とウェブ会議を行い、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていたJ1の再開日を5月9日に決めた。併せてJ2の再開日を5月2日に、J3を4月25日に設定して<段階的な再開>となった。Jリーグが、同日午後にメディア向けのオンライン・ブリーフィングを実施。Jリーグの村井チェアマンが発表した。

 J1=18、J2=22、J3=19の計59チームに「検温用のサーモスタット計450台の導入が求められ、おおむね全部が揃うのが4月18日」とした上で「運用には習熟したスキルが必要」と村井チェアマン。観客数の少ないJ3を先行再開することで「J1やJ2の担当者がJ3の試合会場に行ってサポートしながら検温などに慣れていく」(サッカー関係者)という。

■大き過ぎるリスク

 それにしても、だ。中断期間は2カ月を超え、2011年の東日本大震災の48日間を大幅に上回る空白期間となっているとはいえ、欧州選手権と南米選手権が1年後の2021年開催に延期されて、イタリア、スペイン、イングランド、ドイツ、フランスの欧州5大リーグも休止されている中、4月末から5月初旬にかけてリーグを再開することに「拙速のそしりは免れない」という声がスポーツ界から聞こえてくる。

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