大リーグ機構がメジャーリーガーに“唾吐き禁止”の無理難題
■ダル「選手は闘犬とほぼ同じ」
ダルビッシュ(33)はツイッターに、「MLBの選手たちは闘犬とほぼ同じ状況だと思う。リスクのない、お金を儲けたい人たちが外から騒いでいる。実際に自分や家族を犠牲にして戦うのは選手や現場スタッフ。クラブハウスとか飛行機とか密どころじゃないからな」「チームでプレーするということは濃厚接触だらけになる。実際、プレーすることに不安を感じている選手は結構多いらしい」と記した。
レイズのエースのスネル(27)は「自分の命を危険にさらしてまでプレーする価値はない」と断言。さらなる給与削減が行われた場合、プレーしないと話した。
給与面に限らず、選手に無理難題を押し付けてもさっさと開幕したい大リーグ機構やオーナーサイドと、実際にグラウンドでプレーする選手との間にかなりの温度差があるのは間違いない。