6.19に突き進むプロ野球 感染防止の具体策なく開幕内定
プロ野球が6月19日に開幕することが決定的になった。
Jリーグとの合同会議や実行委員会、オーナー会議などでは“あくまで目標”との注釈がついているが、17日までに複数球団の首脳陣、選手が「6・19開幕」を内定事項として球団から伝えられた。
これに合わせて、来月2日に練習試合が再開されることも決まったという。開幕までにそれぞれ4カード12試合を行う。移動による感染リスクを最小限に抑えるため、練習試合は北海道の日本ハムから名古屋の中日までを「東球団」とし、巨人にヤクルト、DeNA、西武、ロッテ、楽天を含めた8球団が首都圏球場で開催。ソフトバンク、広島、オリックス、阪神の「西球団」は関西圏で練習試合を行う。
「今後の国内の感染状況やチームに陽性者が出た場合は白紙に戻ることもあるとのことですが、現場にすればとりあえず、目標が決まった。各球団とも2日に再開される練習試合、19日の開幕に照準を合わせて、練習の強度を上げていくことになる」(在阪球団関係者)
■MLBでは機構側と選手会の折衝が難航