久保建英フル出場も降格圏内18位…レアル相手に見せ場ナシ
スペイン1部マジョルカ所属の日本代表MF久保建英(19)が、日本時間25日午前5時開始のレアル・マドリード戦にスタメン出場した。
保有元レアルを相手に降格圏内の18位に低迷しているレンタル移籍先マジョルカの主軸に成長した久保が、どんなプレーを見せてくれるのか? スペイン国内でも注目を集めていたが、結論から言うと<存在感を示したのは、前半と後半に1回ずつ>だった。
前半23分、MFビニシウスに倒されてファウルを獲得。距離25メートルのFKを利き足の左足で蹴り込んだが、ボールはクロスバーの上を通過した。
後半17分、久保が巧みなドリブルでMFクロースをかわし、さらに左右両足で小刻みにボールをコントロールする<ダブルタッチ>でDFのセルヒオ・ラモスとメンディの間をすり抜け、相手GKの至近距離から右足シュート!
しかし、ゴールの枠を捉えられなかった。
フル出場の久保は最後まで積極的にボールに絡もうとしたが、見せ場はつくれず、試合は0―2の完敗に終わった。