巨人メルセデスが鬼門の六回で降板…今季の中継ぎは負担大

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 結局、5人のリリーフ陣を投入した巨人は、開幕からこの日までの11試合で延べ43人ものリリーフが登板している。これは、セ・リーグでトップの人数である(最少は10試合で26人の広島)。

 エースの菅野が2試合で防御率4・97と安定感を欠くうえに田口、サンチェス、戸郷、メルセデス、桜井と続く先発陣は実績、経験とも未知数な部分が多い。いきおい、今後もリリーフ陣の負担が増しそうなのだ。

 試合後の原監督は、八回から登板して2四球で降板した沢村に、「四球はなかなか計算ができない。(投手陣の)リーダーなんだから。チームが困っているときになんとかしてもらいたかった」と苦言。沢村の投球は褒められたものではないが、今年の巨人のリリーフ投手は大変そうである。

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