原監督に100万円賭けゴルフ報道 驚くべき“球界相場”の実態

公開日: 更新日:

 25日発売の週刊新潮が、巨人原辰徳監督の「常軌を逸した『賭けゴルフ』」と題した告発記事を掲載している。

 十数年前から原監督と一緒にラウンドしているという匿名男性の証言によるもので、複数の“ニギリ”を組み合わせ、1日のラウンドで<100万円近くが動いていた>というのだ。これが事実なら、サラリーマンの遊びとはそれこそケタが2つ、3つは違う。

 同誌の取材に、原監督も巨人軍広報部も賭けゴルフの事実を完全否定。球団は昨24日、告発者とされる男性の虚言を中心に、荒唐無稽な事実無根の内容で構成されているとし、週刊新潮編集部などに対して、記事の取り消しと謝罪文の掲載を要求したと発表した。

 球界OBが言う。

「原監督の話は聞いたことはないが、バブルの頃は、1打3万円でタテ(アウト・インの合計)をニギるのが一部の球界人の相場だったね。1ラウンドで30万円以上のカネが動くこともあるわけだから、オッケーも6インチプレースもなし。修理地だろうが、排水溝にボールが入ろうが、一切の救済措置もなしでやった。額が大きくなると、ルールの解釈でモメたりするからな」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド