巨人は三振取れると期待…高梨の「制球難」原監督は大嫌い
巨人の救援左腕といえば、原監督の06年から10年間の第2次政権時に「影のMVP」とあがめられた山口鉄也が挙げられる。巨人のチーム関係者は「原監督の中に、もう一度あの山口鉄のようなスーパー左腕が欲しい、という願望がある。だから、左腕の高梨に白羽の矢を立てた。右打者に強いことから、左打者用のワンポイントというより、1イニングを任せたいタイプ。ただし、原監督は四球が大嫌い。制球に苦しむ投手を見ると、『ストライクを取ることに汲々としているのはプロではない』と容赦しない。先日はストライクが入らなかった澤村に試合中のベンチで公開説教したほどです」と話す。
巨人では三振を取るより、コントロールを重視した方が良さそうである。