阪神・藤浪が5日先発 ノーコン男に好調巨人打線も戦々恐々

公開日: 更新日:

 相手投手によって出番が左右される右打者のウィーラーや、故障を抱えながら出場を続ける坂本はスタメンから外れる可能性がある。それでも「堂々と胸を突き合わせて戦う」がモットーの原監督の方針からすれば、「逃げる」ために4番・岡本を外すことは、まずない。巨人のさるチーム関係者がこう漏らす。

「あんなに頻繁にビーンボール、いやブラッシュボールがくる投手は他にいない。ヤクルトが左打者を並べるのも分かります。岡本は(3日)現在リーグトップの14本塁打、37打点(同2位)。今や不動の4番で代わりはいません。数字は上がってこなくても、攻守の要で精神的支柱でもある坂本への死球も困ります」

 3月に新型コロナウイルスに感染するなど、世間を騒がせてきた藤浪の投入は、ここまで1勝3敗と分が悪い矢野阪神の「最終兵器」。「巨人包囲網」の一環ともっぱらだから、巨人の右打者は注意が必要である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド