他球団へプレッシャー
ドラフト1位候補であり、大学進学も視野に入れる明石商の中森や中京大中京の高橋はプロ志望届を出していないが、今後プロ入りを表明することがあっても、「(1位は)高校生はいきません」と大塚副代表はキッパリ。「大学、社会人ですね。右、左はこだわらないけど、先発が6人揃っていないから」と説明した。
これによって巨人は12球団で最も早く、ドラフト1位指名選手の方向性を示したことになる。佐藤を巡っては、阪神やDeNAなど3~4球団が1位指名を検討しているといわれている。1球団でも競合相手を減らすべく、他球団へプレッシャーをかけたい思惑があるとみられる。